みらいメディカルクリニック川口中央|川口市道合|内科、呼吸器内科、循環器内科、アレルギー科

MENU
Tel.048-281-4191

〒333-0835
埼玉県川口市道合924

外来診療

内科全般

当院の内科外来では、風邪症状、下痢嘔吐やインフルエンザをはじめとした急性疾患や、高血圧・心臓病・糖尿病・高脂血症・痛風などの生活習慣病、肺炎・喘息COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患、めまい・しびれ・脳梗塞・認知症などの脳神経疾患、その他、甲状腺疾患・貧血・腎臓病・膀胱炎・骨粗鬆症などの疾患に幅広く対応しております。

次のような症状がある方は受診してください
発熱、頭痛、咳がとまらない、痰がからむ、腹痛、息苦しい、疲れやすくなった、体重の減少、のどの渇き、立ちくらみ、吐き気、ひどい肩こり、貧血、腹痛、下痢など。

当院の治療について

上記のような自覚症状は重大な病気の前兆の場合があります。
当院ではさまざまな可能性を考えながら、病気に対してわかりやすく説明を行い、しっかりとした情報公開を心がけて、健康で快適な生活にいち早く戻れるようにサポートします。
ささいな症状だと思っても、まずはご相談ください。

禁煙外来

喫煙は肺がんリスクだけでなく、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などについても大きなリスクとなります。
当院では健康保険適用による禁煙治療を行っております。
「タバコを吸わない」新しい毎日の習慣のために、まずはご相談ください。

ニコチン依存症

タバコ

ニコチンには依存性があり、タバコがやめられない原因の一つです。
「タバコを吸うと落ち着く」といった状態は、ニコチンが脳にあるニコチン受容体と結合し、快感を生じさせる物質「ドーパミン」を大量に放出させているからなのです。
そうして、体内のニコチンが切れると禁断症状のイライラが現れ、そのためにまたタバコを吸うという繰り返しになり、ニコチン依存症になっていきます。

禁煙治療について

はじめに喫煙状況などから、健康保険適用で治療が受けられるかをチェックします。
毎回の診察は禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定したり、禁煙状況に応じてアドバイスをします。
健康保険適用の禁煙治療では、12週間で計5回の診察を受けます。

アレルギー・花粉症・舌下免疫療法

私たちの体には、外部からウイルスなどの異物が入ってきた際に、抗体を作って異物と戦う「免疫」という機能があります。
アレルギーはこの免疫反応が特定の物質に対して過剰に起こる反応のことをいいます。
気になる症状をお持ちの方は、ご相談ください。

原因

花粉

アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼び、下記のものがあります。

スギやヒノキなどの花粉、食物や薬物、ダニ、ハウスダスト

代表的な疾患

アレルギーがもとで起こる代表的な疾患にはアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、アレルギー性胃腸炎、気管支喘息、小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹(じんましん)があげられます。
また、関節リウマチといった膠原病や円形脱毛症も自己免疫疾患による一種のアレルギー症状になります。

アレルギーの原因は?

アレルゲンの検査(保険適用)

花粉症になったかもしれない、引っ越してから喘息のような症状が出やすくなった、以前とは違う時期に花粉症の症状が出る、慢性的に鼻炎症状が続いている、このように鼻炎やアレルギーに関するお悩みや不安をお持ちの方が増えています。ご自身のアレルゲン(=アレルギーの原因)を調べられる、IgE抗体が関与する即時型アレルギー検査を保険で行えます。スギやヒノキ、ハウスダストに代表される吸入アレルギー検査だけでなく、蕎麦や胡麻などの思い当たる即時型食物アレルギー項目を選択的に、または網羅的に39項目調べることもできます。

アレルゲン免疫療法

スギ花粉症の時期になると、症状がひどすぎて勉強も仕事も手につかなくなってしまう。そんなスギ花粉症症状のひどい方は、「アレルゲン免疫療法」をご検討ください。舌下免疫療法・減感作療法ともいわれ、スギ花粉の入った液体を少量から身体にいれて、免疫反応が起きないようならしていく治療法です。花粉症の症状が落ち着いたくらいの時期から初め、毎日少量を舌下にたらしていきます。ただ、治療期間は3〜5年とながく、花粉の時期に限らず通年で毎日の舌下が必要です。しかし長期的にみれば、治療後は春の時期に悩むことも減る治療法といえます。保険適用で1カ月3,000円くらいで、12歳以上の方がお受けいただけます。治療開始前にアレルギー検査を行い、スギ花粉症であることを証明してから治療が開始されます。スギ花粉症でお悩みの方は、当院で治療開始できますのでお気軽にお問い合わせください。治療開始時期はスギ花粉症が終了したころ、すなわち6月から、遅くとも12月初旬までに治療開始をご検討ください。

アレルギー治療期間表

ダニによる通年性アレルギーの治療法

花粉症症状が一年中起きている状態が通年性アレルギー性鼻炎で、仕事のパフォーマンスなどを考えると、ある意味で季節限定の花粉症よりやっかいかもしれません。その原因となっているのが、ダニ、カビ、昆虫、ペットの毛など住まいに潜むものたちです。ハウスダストと呼ばれるものの大半を占めているのが、このダニの死骸や糞であり、スギ花粉症の他に、ダニの舌下免疫療法があります。寝具やソファ、カーテンやじゅうたんなど、家の中のあらゆるところに存在する、チリダニと呼ばれるコナヒョウダニ・ヤケヒョウダニに対する免疫療法です。掃除や換気など環境整備・あるいはこれまでの抗アレルギー薬による治療にて十分な症状の改善が得られなかった場合や、根本的に通年性アレルギーの治療を希望される方はご検討ください。

アレルギー陽性率
※鳥居薬品株式会社より提供(日本耳鼻咽喉科学会105:1181, 2002)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

一般的には、1日7時間の睡眠中に、10秒以上の無呼吸が30回以上起こるか、睡眠1時間あたりの無呼吸や低呼吸が5回以上の場合をいいます。近年アメリカで行われた研究では、睡眠時無呼吸症候群の人は、正常な人に比べて2型糖尿病は2.29倍、高血圧症は2.14倍、心疾患は4.3倍、脳卒中に至っては3.51倍も発症リスクが高まるというデータ※があるほど生活習慣病と密接な関係があり、早期発見としっかりとした治療が望まれます。※OSASガイドブックのデータより引用(アメリカで行われたデータのため、日本での研究結果とは多少異なります。)
問題となっているバスや電車の運転手の就業中の事故増加、仕事のパフォーマンス低下をはじめ、生命予後の悪化など、あらゆる面でSASを放置しておくことはよいことと言えません。当院では、睡眠時無呼吸の疑いのある患者さんに、質問票とともに詳しい問診を含めた診察を行い、簡易睡眠検査(検査装置をお渡しし、ご自宅で一晩つけて寝ていただき、その結果を分析する検査)にて重症度を診断し、今後の治療方針につきアドバイスさせていただきます。

若い方の拡張期優位の高血圧(下の血圧が高い方)とSASの関連も示されており、心当たりのある方は簡易検査をご検討ください。

【自覚症状】昼間眠くなる・仕事に集中できない・夜中に何度も目が覚める・眠りが浅い・寝汗がひどい・口が渇く・起床時の頭重感・勃起不全

【過去の診断】肥満・扁桃肥大・鼻中隔彎曲・小顎症・巨舌(→閉塞性SAS)・慢性心不全・脳血管障害(→中枢性SAS)

【習慣】運動不足・喫煙・飲酒過多

睡眠時無呼吸症候群の治療は?

睡眠時無呼吸症候群の治療は?

肥満が原因の場合、減量することが改善に大きくつながることがありますので、まずダイエット外来をご提案します。(重症の場合はCPAPを併用しながら)。また、小児の場合は扁桃腫大に対し扁桃摘出をすることが根治につながることがありますが、成人の場合は原因の特定と根治が難しいことが多く、重症度により対症療法を行います。まず軽症の場合は、歯科にてマウスピース(スリープスプリント)を作成します。中等症以上の方の場合はCPAP(持続陽圧呼吸療法)の適応となります。

CPAPは、15~20cm位の大きさである機器本体と、設定した圧力で空気を送るチューブ、鼻にあてるマスクからなり、これを装着して睡眠に入ります。圧力の大きさは、常に一定の圧力を保つ場合と、無呼吸のときに合わせて自動的に圧が調整され送られるパターンに分かれます。

気になるCPAPの治療費は?

機器はレンタルとなりますので、機器購入費用はかかりません。保険適用され、1カ月あたり4,500円の治療費がかかります(3割負担の場合)。

通院頻度は?

基本的には月に1回の通院となります。通院頻度が月1回が難しい場合はご相談ください。

糖尿病と睡眠時無呼吸症候群

糖尿病患者さんの睡眠時無呼吸症候群合併率は約40%と推定されており、逆に睡眠時無呼吸症候群の方は糖尿病新規発症リスクを4倍に引き上げるともいわれています。(Am J Respir Crit Catr Med 2005;172:1590-1595)相互に関連の深い疾患ですので、いずれも疾患の早期発見と治療介入が大切です。

高尿酸血症と睡眠時無呼吸症候群

SASによる低酸素状態から再酸素化の過程により尿酸産生が亢進することから、尿酸値とSASとの深い関連があることがわかってきています。飲酒歴や腎疾患、生活習慣病のない方で尿酸値が高い方は、SASの可能性を疑うことも大切です。

小児科

小児科は埼玉県南部の小児医療を担う施設の一つとして、子どもたちとそのご家族が安心して暮らせるよう、一般診療を中心とした小児医療を提供しております。また、各種予防接種に対応しています。当院で対応が困難な高度医療や検査については、地域の中核医療施設と連携して対応しております。当院は近隣の小児リハビリテーションセンターと連携し、心身にハンディキャップを持つお子様が安心して生活できるための支援を実践しています。
『子ども達やご家族の総合医』として、『子育てを支援するサポーター』として、小児科へ受診される皆様にとって相談しやすいパートナーになることが私たちの願いです。どんなことでも相談ください。
外来では主に以下の診断治療を行っています。

小児感染症

急性咽頭炎に代表される上気道感染症(クループ症候群など)、肺炎などをはじめとして妊娠前後の母子感染など

小児消化器疾患

ロタウイルス感染症、ノロウイルス感染症、急性胃腸炎、O-157等の病原性大腸菌感染症などの細菌性胃腸炎など

腎・泌尿器疾患

腎盂腎炎や血尿蛋白尿の精査など

アレルギー疾患

ぜんそく、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など